2025年初夏、念願のチェコ・オーストリア旅行に行ってきました。
世界で最も美しい街プラハ、音楽の都ウィーン。
一生に1度は行ってみたい憧れの国ですよね。
帰国して数か月経ちますが、風景や建物、音楽、全てが忘れられず、さらなる憧憬を抱いています。
しかし費用がかかるので、何度も行けません。
私は家族と2人で行きましたが、約100万円かかりました。
これからチェコ・オーストリアへの旅行を考えている方に向けて、
- 旅行にかかった費用
- ツアースケジュール
- 見どころ
- おすすめのお土産
- スリに合わないための注意点
- 旅のベストシーズン
をピックアップして、押さえておくべきポイント10選を紹介します。
旅行の目安にしていただけたら嬉しいです。ぜひ最後までお読みください。
旅行にかかった費用を全てピックアップ

今回の旅行で利用したのは、HISの「添乗員同行 気軽にチェコ・オーストリア7日間」というツアーです。
旅行にかかった費用約100万円の中には、成田空港までの旅費、日用品などの旅行グッズの買い出し等、細かい出費も含まれています。
7日間の周遊ツアーでの費用について、
- 旅行会社に支払った代金
- 食費など現地で払った代金
- 持っていった現地通貨とクレジットカード
- 加入した海外保険
- レンタルしたポケットWi-Fi
をピックアップして詳しく説明します。
旅行会社への支払い
旅行会社には、2人分で822,680円を支払いました。
- 前金(予約)
120,000円 - 旅行代金(燃油サーチャージ、ホテル代、諸税など)
702,680円
安くはありませんが、ヨーロッパへの旅行だとこの位はかかります。
1人の場合は半分程度で済むと思いますが、ホテルでは1人部屋追加代金が追加で必要です。
ツアーオプションには、
- 飛行機席のアレンジ
- ウィーンでの夕食付きオーケストラコンサート
がありました。
一緒に旅行する人と飛行機で並び席を希望する際、オプションで1人あたり20,000円がかかります。
この並び席は横もしくは縦で、日本発着便のみの対応です。
1人参加の場合は、オプションをつけると通路側か窓側の席になりますが、どちらかを希望することはできません。
ウィーンでの夕食付きオーケストラコンサートは、1人あたり25,000円から35,000円ほどです。
ウィーンでは毎日さまざまな教会やホールでオーケストラコンサートが行われているので、自分で聴いてみたいコンサートを検索して、チケットを取った方が安くなります。
食費などの現地で支払った代金
カード明細などから、実際に使った費用を洗い出してみました。
- 食費
ホテルでの朝食やツアーでレストランが予約されている場合は、旅行代金に含まれているので、現地で支払う必要はありません。
しかしその場で頼むドリンク代や追加した食べ物には、料金がかかります。
チェコは物価が安いですが、オーストリアは高めです。
オーストリアのカフェでケーキセットを注文したら、1人あたり6,000円かかりました。 - チップ
チェコもオーストリアもチップ文化なので、レストランで食事をしたときはサービスに応じたチップを支払ってください。
相場は料金の10〜20%です。
悪いサービスを受けたときはチップを払う必要はありません。
実際に食事の提供に1時間以上待たされたレストランでは、チップは支払いませんでした。 - お土産代
会社の同僚や友人へのお土産を買う場合は、かなり大きな出費になります。
スーパーでお安く購入するのがおすすめです。 - 入場料や体験費
自由時間に訪れる博物館などの入場料やアクティビティ代もかかります。
チェコのカレル橋で遊覧船に乗ったときは2人で7,600円。
ウィーンのオーケストラコンサートでは、2人で11,000円払いました。
他にも博物館に数か所行ったので、トータルで約30,000円はかかっています。
せっかくの旅行なので、悔いが残らないようにしましょう。
持っていった現地通貨とクレジットカード
チェコは独自通貨で「チェココルナ」、オーストリアは「ユーロ」です。
チェコ、オーストリアへ行くのは初めてなので、相場がわからず、2人分で
- 4,800チェココルナ/日本円:約40,000円(当時のレート)
- 470ユーロ/日本円約80,000円(当時のレート)
を持っていきました。
ユーロの両替はHISの割引券があったので、成田空港内の千葉銀行を使用。
千葉銀行ではチェココルナへの両替は対応していなかったので、成田空港のトラべレックスで行いました。
帰国後、チェココルナとユーロを日本円に両替すると、
- 4,500チェココルナ → 約29,000円
- 250ユーロ → 約39,000円
だったので、あまり現金は使っていません。
現地では主にクレジットカードを使っていたので、カードを持っている方は、現金は少なめで大丈夫です。
VISAとMasterCardは使えましたが、JCBはほとんどのお店で使えませんでした。
「現金は持っていかなくても大丈夫じゃないか」と思う方もいるかもしれません。
しかし公衆トイレでは、入るのに現金が必要です。
クレジットカードで入れるところもありますが、機械が壊れているトイレもありました。
チェコでトイレに入るときは5〜10チェココルナ、オーストリアでは1ユーロかかります。
どちらも硬貨です。財布に入れておきましょう。
レストランやカフェで食事をしたときにトイレを借りる場合は無料で使用できるので、トイレを済ませておくと良いです。
加入した海外保険
チェコは海外保険の加入と加入証券の携行が必要です。
保険加入証券の提出を求められる場合もあるので、加入したら印刷して、財布やカバンに入れておきましょう。
私は英語バージョンと日本語バージョンを印刷して持っていきました。
旅行保険の証券は、チェコの入管当局の求めに応じて入国希望者が提示を要求されることのある非常に重要な書類です。この証券は、ビザ申請の際に必要な書類の一つでもあります。証券は、次の要件を満たさなければなりません。
チェコ共和国大使館
1)証券は、日本あるいはEUで認可されて営業をしている保険会社によって発行されたものでなければなりません。
2)保険の期間は、申請者のチェコ滞在をすべて包括するものでなければならず、治療・傷害・死亡に関連する項目においてそれぞれ3万ユーロ相当額以上の保険金が支払われるものでなければなりません。保険会社によっては、地域が限定された商品を提供することもあるので、申請者は、契約した保険がチェコを含むシェンゲン国においても有効であるかどうか、確認してください。そして、その旨が明記してある保険証券を用意してください。
3)保険の証券を翻訳する必要はありませんが、次に挙げるいずれかの言語になっていなければなりません――チェコ語・スロヴァキア語・日本語・英語。その他の言語(例えばロシア語、中国語など)で発行された証券は、受け付けられません。
4)申請者が、所有するクレジットカードに含まれる保険を利用する場合でも、カード会社に、保険証券の発行を依頼してください(カードとカード規約の提示では不十分です)。この保険は、保険金に関する上記の条件をすべて満たしたものでなければなりませんが、カード付帯の保険は、この条件を満たしていないものが多いですので、注意してください。
5)会社など、集団で入っている保険の場合、証券には、それに加入している人すべての名前が含まれていなければなりません。
クレジットカードの付帯保険では補えない部分もあるので、私はエイチ・エス損保のFIT海外旅行保険を利用しました。
3つのプランがあり、HISの従業員さんから真ん中のランクで十分に対応できると聞いたので、真ん中のP2プランを選択。
2人分で15,540円でした。
レンタルしたポケットWi-Fi
ヨーロッパ周遊コースで無制限、早割り、7日間レンタルで見積もりすると、
- グローバルWi-Fi 約18,000円
- イモトのWi-Fi 約14,000円
- HISのWi-Fi 約11,000円
でした。
ここに安心保証などのオプションをつけるとさらに高くなります。
私は無制限で安かったHISでレンタルしました。
ヨーロッパ周遊、無制限7日間で紛失補償のオプションがついて11,830円。
通信速度も問題ありませんでしたし、設定も簡単で誰でも使えます。
1人旅だと海外SIMでも安く済むと思いますが、2人以上使用する場合はポケットWi-Fiがおすすめです。
ツアースケジュールとおすすめ便利グッズ

ツアーは7日間の日程ですが、内2日間は移動日になります。
航空会社はLOTポーランド航空で、ポーランドのワルシャワを経由してプラハへ向かいました。
ツアースケジュール
ツアーの大まかなスケジュールは以下のとおりです。
- 1日目
成田空港発 22:50(日本時間)
ワルシャワ・ショパン空港着 翌6:00(現地時間)
ワルシャワ・ショパン空港発 8:00(現地時間)
プラハ着 9:15 - 2日目
プラハ城、プラハ市街地散策 - 3日目
プラハからチェスキー・クルムロフへ移動し、散策
オーストリア・ザルツブルクへ移動 - 4日目
ザルツブルク市内観光
ハルシュタットへ移動、散策
リンツへ移動 - 5日目
メルクへ移動、観光、渓谷クルーズ
ウィーンへ移動、観光 - 6日目
ウィーン市内散策
ウィーン国際空港発 19:30
ワルシャワ・ショパン空港着 20:45(現地時間)
ワルシャワ・ショパン空港発 22:50(現地時間) - 7日目
成田空港着 18:40(日本時間)
チェコとオーストリアの観光地を、盛り沢山に入れ込んであるツアーです。
日本とチェコ・オーストリアの時差は7時間あり、日本のほうが早く時間が進んでいます。
日本が8月1日の午前10時だとすると、チェコ・オーストリアは同日の午前3時です。
おすすめ便利グッズ
飛行機に乗っている時間は半日以上。
長いフライトを快適に過ごすための便利グッズは、
- マスク
- 蒸気でホットアイマスク
- ネックピロー
です。
機内は乾燥しているので、マスクで喉を潤しましょう。
空路によっては機内が寒くなります。風邪をひかないように注意してください。
自分のタイミングで寝たいとき、機内が明るいときがあるので、アイマスクがあると便利。
蒸気でホットアイマスクは個包装、使い捨てなので衛生的です。
機内では座席シートを倒して快適に寝ることができないので、ネックピローがあると疲れにくくなります。
警察官時代、ソファーで仮眠をしていたら首を寝違えたことがあり、それからポンプ式のネックピローを愛用中です。
チェコの魅力を項目別に解説
チェコの魅力を
- 観光スポット
- 食事
- 交通の便
- オススメのお土産
に分けて解説します。
観光スポット
チェコは観光スポットがギュッと密集しているので、散策しやすいのがポイント。
プラハ城は世界で最も古いお城です。
そのプラハ城の足元に広がる市街地には観光名所がズラリ。
個人的オススメスポット
- プラハ城
世界で最も美しい街にそびえるプラハ城。1,000年以上の歴史を持ち現在は大統領府として使用されています。

- カレル橋
橋の中心に立つヤン・ネポムツキーの足元にあるレリーフを触ると幸運が訪れるといわれています。 - プラハの天文時計
毎正時になると12使徒のパレードを見れます。いわゆるカラクリ時計です。時間になると時計台の周りには観光客で埋め尽くされます。 - チェスキー・クルムロフ市街
まるで絵本の中のような街並み。お土産にはチェコ名産のビール酵母で作られたシャンプーや石鹸がオススメです。


食事
チェコの名産品は次のとおりです。
- ビール
チェコは世界一のビール消費量を誇ります。レストランやスーパーでも低価格で美味しいビールが手に入りますし、種類も豊富なので飲み比べをしてみるのもいいでしょう。 - お肉料理
海がないチェコでは、魚よりお肉料理のほうがよく食べられます。レストランでハンバーガーをカットすると、パティの中は生。びっくりしますが、とても美味しいです。
交通の便
チェコでは、トラムと呼ばれる路面電車や地下鉄、バスを利用します。
観光で乗る場合は、時間指定の乗り放題チケットを購入すると便利です。
トラムも路面電車、バス全て同じチケットで乗れます。
チケットは路面電車の駅にある券売機を使いましょう。
改札はないので、乗り降り口や駅出入口にある打刻機で打刻して乗ります。
車掌さんが回ってきてチケットがきちんと打刻してあるか確認することがあるので、必ず打刻してください。
お土産
チェコのお土産でオススメなのは、やはりビールです。
スーパーにはさまざまな種類のビールが低価格で並んでいるので、ビール好きな方は買って帰ると良いかも。
酒類の持ち込みには制限があり、酒の量、アルコール度数によって免税の手続きが変わるので、詳しくは税関のホームページを確認してください。
私は500mlの缶ビール2本を預け入れ荷物に、40mlのリキュール2本を手荷物に入れて持ち帰りました。
オーストリアの魅力を項目別に解説
続いてオーストリアの魅力、
- 観光スポット
- 食事
- 交通の便
- オススメのお土産
を解説します。
観光スポット
オーストリアでは、
- ザルツブルク
- メルク
- ハルシュタット
- ウィーン
に行きました。
ザルツブルク
ザルツブルクの観光スポット
- モーツァルトの生家
現在は博物館になっています。一際目立つ黄色の外壁が目印です。

- ミラベル庭園
サウンド・オブ・ミュージックの舞台です。手入れされた美しい庭園が魅力。
カップルにおすすめなのが、ミラベル宮殿での結婚式です。
JTBではツアーも組まれていて、実際に訪れたときは庭園でウェディングフォトの準備中でした。美しく丁寧に作り込まれた庭園をバックにウェディングフォトを撮れば、映えること間違いなし。

- ホーエンザルツブルク城
市街地からも堅牢な要塞が見えます。ケーブルカーで登り、城内の見学も可能です。

遠くの丘の上に建つのがホーエンザルツブルク城です。
ゲトライデ通り
旧市街のメイン通り。モーツァルトの生家や土産屋、おしゃれなショップが立ち並んでいます。
- カフェ・ザッハー
オーストリアに来たら一度は食べたい本場のザッハ・トルテ。
ウィーン本店より比較的空いています。平日だったので待つことなく入れましたが、休日は予約したほうが無難です。

写真はカフェ・ザッハーのザッハ・トルテです。
ザッハ・トルテについているのは生クリーム。甘さがないので、ザッハ・トルテと食べるとほどよい味わいになります。
メルク
メルクで有名なのは、メルク修道院です。
豪華絢爛なバロック様式の建物で、院内には10万冊もの貴重な書物が納められています。
ツアーでは日本人のガイドさんが、メルク修道院の歴史や建物の説明をしてくださいました。
天井の美しいフレスコ画には圧倒されます。
メルク修道院はヴァッハウ渓谷に隣接しており、この渓谷ではクルーズ船が運行しています。
クルーズ船から美しい景色を眺めながら食事を楽しめます。
オーストリア名物のシュニッツェルをいただきました。
渓谷沿いに数多く残る城や教会、修道院が見どころです。

写真はメルク修道院です。修道院内は写真撮影禁止なので外観のみ。
ハルシュタット
塩の町ハルシュタット。
ハルシュタット湖の湖畔には可愛らしいお家が立ち並び、絵本の中に迷い込んだのかと錯覚するほどです。
小さい町ですが、多くの観光客が訪れており、お土産屋さんには特産品の岩塩が並べられています。
売られている岩塩は、スパイスが追加されたものや使いやすいように精製されたものまでさまざま。
購入した岩塩でおにぎりを作りましたが、海水からできた塩よりも塩味が強いように感じました。
料理好きな方はぜひ購入してみてください。
納骨堂があり、一般人も入ることができます。
入口で入場料を支払うと、それぞれの言語で書かれた納骨堂の説明書を貸してくれます。
墓地の面積は限られているので、昔は埋葬から10年、20年後に掘り出し、頭蓋骨と大腿骨だけを納骨堂に納めていたそうです。

ハルシュタットの写真です。湖と湖畔に立ち並ぶ家や教会が美しい街。
ウィーン
オーストリア最大の観光地。実際に訪れた場所に限定して紹介します。
- シェーンブルン宮殿
かつてオーストリアを納めていたハプスブルク家が夏の離宮として使用していました。
建物は横に長く約175メートルにも及び、1,441室の部屋があります。公開されているのはそのうちの40室です。一部の部屋は賃貸住宅として貸し出されています。

- シュテファン大聖堂
外観はゴシック様式で建築されており、街中のシンボル的な存在。
屋根には複雑な模様が描かれています。

- ホーフブルク王宮
ハプスブルク家の王宮。現在は大統領公邸です。ほかにも会議場や博物館、図書館が併設されています。
多くの建物が増築されており、面積は広大です。
- ケルントナー通り
ハイブランド店やレストラン、カフェが美しく立ち並ぶケルントナー通り。
ウィンドウショッピングだけでも十分に楽しめます。
歩き疲れたらカフェでひと休みしてください。
もしエリザベートのファンであれば、
- シシィミュージアム
- カプチーナ教会
がおすすめです。
シシィミュージアムは、ホーフブルク王宮に併設されています。シシィファンが後を絶ちません。
シシィの生い立ちから亡くなるまでの軌跡を追うことができます。
カプチーナ教会は皇帝の墓所。マリア・テレジアやフランツ・ヨーゼフ1世、エリザベートなど名だたる偉人が埋葬されています。
エリザベートは世界中で人気で、彼女の棺の前には多くのお供物が置かれていました。

食事
オーストリアもチェコと同じく、海に面していないので、肉料理のほうが有名です。
特に、薄く叩いた豚肉を揚げたシュニッツェルという料理がオススメ。
日本でいう豚カツに似ていますが、薄くして揚げているので、軽い食感でペロリと食べられます。
レストランだけではなく、カフェやファストフード店でも提供されているので、味付けの違いを楽しむのも良いかもしれません。
ヴァッハウ渓谷では杏(アプリコット)が特産で、杏のジュースやケーキが絶品です。
甘酸っぱくて、しつこくない甘味なので、ぜひ食べてみてください。
オーストリアはザッハ・トルテ発祥の地。
ウィーン王室御用達のデメルとホテル・ザッハーが「どちらのザッハ・トルテがオリジナルであるか」を裁判で争った結果、ホテル・ザッハーがオリジナルである認定されました。
どちらも人気があるので、食べ比べしてみるのもオススメです。
ただしかなり甘いので、1日1ピースまで。食べすぎると胸焼けします。
ザッハ・トルテには特産の杏ジャムが挟んであり、甘いチョコレートの中に甘酸っぱい杏ジャムが良いアクセントになっています。
オーケストラコンサート
音楽の都ウィーン。
道端でバイオリンを弾いている人や楽器ケースを持ち歩いている人も多いです。
毎日、さまざまなホールや教会でコンサートが開かれています。
私はウィーンのカールス教会で行われている、ヴィヴァルディの「四季」を演目にしているコンサートに行きました。
コンサートの当日にチケットを予約しましたが、始まるときには満席になったので、予約したほうが良いです。
Get Your Guideというサイトから予約しました。
日本語でわかりやすく書かれていますし、決済も簡単でオススメです。
会場でチケットを印刷してもらわなくてはいけませんが、スタッフの方にスマホ画面を見せながら「どこでチケットを印刷すればいいですか?」と聞くと、親切に教えてくれます。
オーケストラコンサートに行く方は、事前にドレスコードを確認しましょう。
私はきれい目なワンピースと、歩きやすい革靴を用意しました。
ジーンズや露出の多い服装は避けたほうが無難です。
少数オーケストラでしたが、迫力がすごく、美しい教会の中で聴く音楽には心が震えました。
本場のオーケストラ、ぜひ堪能してください。
交通の便
オーストリアはチェコと同じく、トラムと地下鉄、バスを利用します。
都市間の移動は鉄道になりますが、ウィーン市内を移動するにはトラムと地下鉄が便利です。
トラムも路面電車、バス全て同じチケットで乗ることができます。
24時間乗り放題チケットを購入し、観光スポットを巡りました。
チケットは地下鉄の駅で購入でき、クレジットカードでの支払いも可能です。
ホームへ続く階段に打刻機が設置されているので、打刻してください。
残念ながら日本のように、時間ピッタリに電車は来ないので、早めに行動したほうが安心です。
おすすめのお土産
1週間も旅行に行くと、仕事を休まなければならない方が多いと思います。
職場へお土産を持っていかなければなりませんね。
おすすめなのが、地元のスーパーです。
お土産屋さんで買うより安く手に入ります。
注意点は、
といったところです。
個装されているお菓子でおすすめは、
です。

どちらもお手頃価格で、どこ国のお土産かすぐにわかるところがポイント。
チョコレート系のお菓子が多いので、夏に旅行される方は注意してください。
世界トップクラスに治安が良いけど注意点も

経済平和研究所による2024年最新データによると、治安安全性ランキングで日本は17位、
- チェコ:12位
- オーストリア3位
と、どちらも日本より治安は良いとの結果です。
現地でケンカなどのトラブルは目にしなかったので、治安は良いと思います。
オーストリアに住むガイドさんから、オーストリア人は穏やかな性格の人が多いので治安が良いと聞きました。
しかしどちらの国も観光客を狙ったスリや置引きは多く、添乗員さんやガイドさんから、
- カバンは体の正面になるように持つこと
- パスポートは洋服の中に隠すこと
を指導されました。
パスポートが盗まれた場合、再発行されるまで帰国できなくなります。
特に日本人は危機意識が低く、スリに狙われやすいとのことなので、十分に注意しましょう。
旅のベストシーズン
結論、旅のベストシーズンは春から初夏にかけての時期と秋です。
チェコもオーストリアも、北海道より高い緯度にあるので、冬は寒く、夏は涼しく過ごせます。
6月に訪れましたが、滞在している日は全て晴天。
30度近くまで気温が上がりました。
観光では1万から2万歩くらい歩いたので、毎日暑くて常に半袖。
事前に寒いかもしれないと聞いていたため、カーディガンやトレーナーを持っていきましたが、着ませんでした。
しかし雨が降ると一気に気温が下がるので、薄手の羽織は必要です。
オーストリアはクーラーがないところも多いので、真夏に旅行すると、歩きっぱなしの観光はツライかもしれません。
冬の平均気温は0度なので、ダウンなどの厚手のコートが必要です。
観光地が密集しているところが多いため、市内は徒歩で回れます。
チェコもオーストリアも石畳の道路が多く、足を取られやすいので、履き慣れたスニーカーを使ってください。
春から初夏にかけての時期と秋は、荷物にならない程度の洋服を持っていくだけで済みますし、楽に歩いて回れるので旅行にはベストシーズンです。
押さえておくべきポイント10選
チェコ・オーストリアへの旅行時に押さえておくべきポイント10選です。
- 費用は2人で約100万円
- チェコは海外保険の加入が必要
- クレジットカードはVISAかMasterCard
- 公衆トイレの利用は硬貨が必要
- ポケットWi-FiのレンタルはHISがおすすめ
- 飛行機ではアイマスクとネックピローが活躍
- お土産はスーパーで購入
- ベストシーズンは初夏と秋
- コンサートはドレスコードを確認
- 履き慣れたスニーカーが必須
1度の旅行では時間が足りません。
今でも「あ〜また行きたい」と思っています。
夢だった旅行ですが、実際に行ったらもっと取り憑かれてしまいました。
なんと言っても街並みが素晴らしいので、写真映えすること間違いなし!
新婚旅行などの記念すべきときに、ぜひおすすめしたいです。
これからパスポートを取得する方は、こちらも参考にしてください。
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