過酷だけど面白い!元警察官が語る「警察あるある」裏話

警察関連

今回は、Instagramでも人気の「buson2025」さんの警察あるある投稿をもとにブログを書いてみようと思います。

思わず「あ〜これ、ある!」と共感することばかりです。私自身、13年間の警察官生活の中で経験したことばかりで、画面越しに思わず笑ってしまいます。

警察の仕事に興味がある方も、単純に裏話を覗いてみたい方も、ぜひ肩の力を抜いて読んでみてください。

元女性警察官が語る「警察あるある7選」

buson2025さんの警察あるある7選を考えてみました。

  1. 交番にくつろぎに来るお年寄りは本当にいるのか?
  2. 警察学校はサバイバル?過酷すぎて辞めていく新人の現実
  3. 休日のスマホ着信で動悸・・・警察官は休みの日でも油断できない
  4. ドタキャン常習犯になってしまう…友達に申し訳ない問題
  5. 暴言吐かれがち。罵倒されていない警察官はいない
  6. 旅行に行けない警察官の現実
  7. マル暴刑事の“強面”は逆効果?職質されがち

それぞれ詳しくみていきます。

交番にくつろぎに来るお年寄りは本当にいるのか?

結論、お年寄りに限らず、知的障害を持っている人や認知症のような症状がある人は交番に寄りがちです。

世間話をしてすぐに帰る人は特に何も思うことはありませんが、中には長時間居座る人もいるので、正直、面倒でした。

印象的な人は、市議会議員のおじさんで、ちょっとした文句や愚痴を言うために長時間と居座っていました。

本当に困っている人や相談したい人もいるので、ただ文句や愚痴を言うだけの人が立ち寄るのは迷惑です。交番のお巡りさんも暇じゃないので。

警察学校はサバイバル?過酷すぎて辞めていく新人の現実

私の警察学校時代、辞めていった人は全体の10%くらいでした。警察学校が耐えられない人は、現場はもっと辛いと思います。

私の同期にも、消防や市役所に入りたかったけど、警察の採用試験しか受からなかったから仕方なく警察官になった人もいます。
仕方なく警察官になった人は、警察学校で辞める人が多いです。

他にもテストで赤点出しまくって辞めた人や、恋愛禁止や車の運転禁止の規則を破って辞めた人もいました。

警察学校が辛すぎて辞める人もいると思いますが、実際は毎日忙しいので、辞める辞めないを考えている時間すらないと思います。

警察学校は現場で使えない人をふるい落とす場です。教官は「やばいヤツを現場に出す訳にはいかない」と思っているので、教官に目をつけられなければ大丈夫です。

休日のスマホ着信で動悸…警察官は休みの日も油断できない

電話が鳴ると、本当に動悸がします。夜中や休日の電話は、ほぼ間違いなく呼び出しの電話だからです。

交番や警ら隊、留置場で仕事をしていたときは、呼び出しは少なかったです。しかし刑事課は呼び出しが多いです。

刑事課に入ると公用の携帯電話が貸与されますが、本当に心臓が一瞬止まるような感覚になります。

基本的に呼び出される順番は決まっていますが、女性警察官が必要なときは順番関係なしに呼び出されていました。

呼び出されるということは、大きな事件が発生した、もしくは女性の被害者がいるなどの場合なので、長時間の対応になります。

休日に電話が鳴ると、まずは大きなため息をついて、全ての予定が狂ったことにイラつきながら電話にでます。

呼び出された場合は手当てがついたり、残業代がついたりしますが、そんなことより貴重な休みが奪われたことに対する憤りのほうが大きかったです。

ドタキャン常習犯になってしまう…友達に申し訳ない問題

私は一般人の友達と遊びに行くことが少なかったので、ドタキャンはあまりありませんでした。

しかし友達が多い人は大変です。そもそも勤務が不規則なうえに、呼び出しがあったり休日出勤があるので、予定が立てづらいことが多いです。

ドタキャンが続いたり、予定が合わないとなると、段々と誘ってもらえなくなるので、友達が減ります。

理解してもらいにくいので、警察関係の友達や同期とばかり遊んだり、飲みに行ったりしがちです。

暴言吐かれがち。罵倒されていない警察官はいない

暴言を吐かれたことがない警察官はいないと思います。特に交通違反で切符を切る場合に多いです。

私は切符を切るとき、「すいません。私も仕事なので。好きで切符作ってる訳ではないんです」というスタンスで申し訳なさそうに切符を作っていました。

高圧的にされるともっとムカつくと思うので、できるだけ低姿勢で事務的な態度を心がけていました。どんな態度でこられてもムカつくことに変わりないと思いますが。

他にも職務質問で声をかけたら、突然「うるせえ!小娘が!」と言われたこともあります。
「はぁ!?」と思いましたが、言葉には出しませんでしたが、内心は怒り狂ってました。

仕事に慣れてくると、罵声を浴びせられても「で?そんなもんで終わりか?」くらいです。

特に少年補導をしていると、調子に乗った子どもがワーワーと言ってきますが、「元気があってかわいらしいね〜」くらいにしか思わなくなってきます。

旅行に行けない警察官の現実

一泊二日くらいなら問題なく出かけられます。しかし長期休暇はまず無理です。

海外へは新婚旅行でしか行けないと思ったほうが良いです。

事件は待ってくれません。
「明日には逮捕しなければいけない」
「来週までに書類をまとめて逮捕状を取る」
ということが突然起きます。

事件で忙しい中、「明日から旅行行ってきます」と言える人はなかなかいません。

マル暴刑事の“強面”は逆効果?職質されがち

警ら隊でパトロールをしているとき、めっちゃ怪しい車がパチンコ屋に止まっていたので声をかけたら、捜査中の刑事さんだったことがあります。

その刑事さんは車の中にいて、顔が見えなかったので、近づいて声をかけました。

お互い顔を見た瞬間に「あ、警察官だ」とわかりましたし、刑事さんも「〇〇署の〇〇です」と名乗ったので、すぐに「すいませんでした」と言って立ち去りました。

刑事さんは捜査中だったので、制服を着た警察官が近くにいると捜査対象者に警戒されてしまいます。

このときの私の心境は「やっちまった」です。

しかし刑事さんは強面の人が多いです。特に犯人の相手をする立場の刑事さんは顔も怖いし、雰囲気も尖っているので、声をかけたくなる気持ちはよくわかります。

まとめ|「警察あるある」は本当

今回、buson2025さんの「警察あるある」をもとにしてみました。

振り返ってみると、特に「休日の着信にヒヤッとする瞬間」や「暴言を吐かれがち」などは的を得ているなと感じました。

これから警察官を目指す方にとって、このリアルな“あるある”が、少しでも未来を描くヒントになれば嬉しいです。今後も警察の裏側や経験談を発信していきますね。

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