2025年、13年勤めた警察官を退職しました。

警察官辞めて良かった!
むしろもっと早く辞めていれば良かった...
退職に至るまでの経緯は下記にまとめてありますので、お読みいただけると幸いです!


女性警察官辞めて良かった!
警察官を辞めて良かった点は、
・いつ呼び出しの電話がかかってくるか怯えなくてよくなった
・毎日自宅のベッドで眠れる
・上司に報告せずに旅行へ行ける
・警察官としての制約がなくなった
・やりたいことができる
といったことが挙げられます。
それぞれ詳しく解説!
それぞれを詳しく解説します。
呼び出しがない
私が一番、警察官辞めて良かった〜!と思うことが「呼び出しの電話がかかってこないこと」です。
休日や夜間など、警察署に詰めている当直員では手に負えない事件や事案が入ったときは、基本的に呼び出しを受ける順番が決まっています。
それが準直です。
準直の日は遠出はできませんし、飲酒もできません。
たまに、どうしても女性警察官が対応しなければならない事件や事故が入ることがあります。
このとき、当直員や準直員に女性警察官がいない場合、空いている女性警察官が呼び出されるのです。
準直でもない日、夕食のカレーを煮込んでいたり、休日の朝に起きたばかりの時間に呼び出されたことも。
その度に、「え、私、今日準直じゃないんですけど...?」と思いますが、仕方ありません。行きます。
そして1日が潰れます。
朝から呼び出しされて夕方に帰っても残業代は昼までしか出ません。「予算ないです。」で終わりです。
代休をもらえることもありません。
心優しい上司ならば、「超過勤務手当か代休どっちがいい?」と聞いてくれますが、私が聞かれたのは1回だけ笑
ぶっちゃけ、満額もらえない残業代より休みが欲しかった。
今ではこんな不満もなく、休日にかかってくる電話に怯えなくてもいい!これが本当に最高です。
睡眠は大切
警察署に24時間詰める当直勤務では、仮眠室で仮眠を取ります。
ただ、人間の体は不思議なもので、仮眠室で寝ていても、新聞屋さんが車のドアを閉める音や救急車のサイレンが聞こえると起きるんです。
万が一、現場が入っても気がつかなかったら、「置いて行かれてしまう!」と怯えていました。
今は自分の家のベッドで熟睡できます。身体と心の健康にとっても、睡眠は大切。
実際に、当直明けの日に健康診断を受けると、数値が悪くなるんです。
今では何も気にせず寝ていられます。
どこにでも旅行できる
警察官は、旅行をするときには上司へ報告しなければなりません。
今、どこにいるのか所在を明らかにしておかなければならないのです。
私は、上司に「○○県に旅行行ってきます」とプライベートなことを報告するのがイヤでした。
大体の人は、行ってきますの報告を受けて、「気をつけてね」だけの返事では終わりません。
「何しに行くの?」と聞いてくるんです。
私はあまりプライベートに干渉して欲しくない人間だったので、内心「お前に関係ないやろー」と思っていました笑
制約がなくなった
下記の記事でもまとめましたが、警察官は制約が多いです。

記事の内容を簡単にピックアップすると、
・県外へ行くときには上司に報告
・自宅以外に宿泊するときも上司に報告
・国外へ行くときは所属長の許可が必要
・共産圏の国(中国やロシア)へは渡航禁止
・プライベートの飲み会でも上司に報告
・交通事故や交通違反をした場合は始末書
・政治の話はタブー
・宗教の話もタブー
・交際者のチェック
・資産のチェック
・ギャンブルのチェック
・ネイルや派手なヘアカラーはダメ
という具合です。
これを多いと捉えるかは個人によると思います。
警察官になったばかりのときには、あまり不自由は感じていませんでした。
ただ、年齢を重ねて視野が広がったことで、警察という世界がすごく狭いように感じてしまったのです。
まとめ
警察官を辞めて、
・呼び出しされることがなくなった
・健康的になった
・自由に旅行に行けるようになった
・警察官の制約に縛られる必要がなくなった
ので、とっても清々しい気持ちです。
私のまわりにも、「実は私も警察辞めたい」という人がたくさんいます。
正直、自分の心と身体を壊してまで警察官である必要は全くないです。
警察官は安定した職業ですが、魅力的な仕事かと聞かれると答えに困ります。
定年退職が美徳とされた時代はとっくに過ぎてしまいました。
世の中にはいろいろな仕事がありますし、民間の方が給料が良いこともあります。
これからの自分の将来を見つめて、最高の人生を手にしましょう!!

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