マウスピース矯正の「インビザライン」で歯列矯正をやってみたので、矯正にかかった金額や経過を画像付きでまとめてみました。
歯列矯正をやろうと思った理由
私は歯列矯正を始めるまで、自分の歯並びについて深く考えたことがありませんでした。
噛み合わせが悪い、寝ているときに歯軋りをしていることがあるという自覚症状はあったものの、
・歯列矯正は子どもがやるもの
・歯は大人になってからは動かない
・矯正は金額が高い
と思っていたので、手を出せずにいたのです。
その価値観を打ち破ってくれたのは、YouTuber「コスメヲタちゃんねるサラ」のサラさんの
この動画です。
動画で矯正の一部始終を見ることができるのでとてもわかりやすかったです。
これだったら自分もできるんじゃないかと思い、歯列矯正についてググってみました。
検索するまで知らなかったのですが、アメリカでは2人に1人が歯列矯正をしていて、歯並びが悪いと「不潔」「自己管理ができない人」と思われてしまうそうです。
また、歯並びが悪いと虫歯になったり、将来的に歯周病のリスクがあるといわれています。
インビザラインに決めた理由
歯列矯正にはワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。
私はワイヤーが見えるのが恥ずかしかったので、マウスピース矯正を希望していました。
マウスピース矯正にも、インビザラインやキレイラインなどの種類があります。
私はYouTuberサラさんの動画を見て、業界大手のインビザラインで歯列矯正をすることに決めました。
病院選び
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて歴史が浅いので、担当できる歯医者が限られています。
当時、自宅の近くにインビザラインで歯列矯正をしている歯医者が数件程度しかなかったので、とりあえず一番近くの病院に予約を入れました。
実際にカウンセリングに行くと、院内もキレイで、何より先生が優しそうで話もわかりやすかったので、この歯医者さんでインビザライン矯正を受けることに決めました。
病院選びで大切なのは、
・ムリなく通える場所にあること
・印象の良い先生を選ぶこと
だと思います。
矯正開始から現在まで
上顎を拡大!?
すぐにインビザラインで矯正が始まると思っていた私。
口内のレントゲンを撮り、先生とお話をしたところ、上顎が小さいことがわかったのです。
まずは上顎を拡大するところから始まりました。
拡大装置なるものを作ってもらい、ご飯以外の時間はずっと装着。
これの最大の難点は、上顎に装置がくっついているのでめちゃくちゃ滑舌が悪くなることです。
これは本当にイヤでした。
約2か月間、この装置をつけて上顎を数ミリ単位で動かし、2020年7月にようやくインビザラインを装着することに。
インビザライン矯正開始!
マウスピースは57枚で、1枚あたり10日間装着します。
このときの私は、570日後にはキレイな歯並びができあがっていると信じていました。
下の画像が矯正を始めた頃のものです。

いやーひどい。本当に。
見るのもイヤになるくらい。
モザイクかけたい。
インビザライン矯正では、1日あたり22時間マウスピースを付ける必要があります。
先生に、「しょっちゅう付けたり外したりをしていると歯は動かない」と言われていたので、私はなるべくご飯を食べ終わったらすぐに歯を磨き、装着するようにしていました。
装着し始めたころはマウスピースの違和感があるかもしれませんが、今は全くありません。
マウスピースを付けている時間の方が長いので、付けていないと逆に違和感があるくらいです。
現在の状況
2025年2月の画像がこちらです。

ちょっと画質が悪いんですが、全然違いますよね!?
現在の矯正は、
・正中線を揃える
・噛み合わせを合わせる
ことがメインです。
1回目の矯正が終わった後、追加で2回マウスピースを作り直しました。
2回目のときは75枚もマウスピースを作ったので、750日かかりましたが、終わらず。
このときはさすがに心折れるかと思いました。
3回目は30枚だったので、今年中に終わる予定です。
終わらなかったら心折れる...
やっぱり痛かった!?
マウスピース矯正の痛み
歯列矯正はやっぱり痛いのか?やっぱり気になりますよね。
正直、マウスピースをつけているときに痛みはほとんどありません。
痛いのは新しいマウスピースを付けた後の食事です。
新しいマウスピースに交換した後の食事のとき、食べ物を噛むと歯に響くような鈍い痛みがあります。
また、マウスピースを付けるときに、マウスピースと歯をしっかりと密着させるため、チューイーと呼ばれるロール状のシリコンゴムを噛むのですが、これを噛んでいるときも痛い!
でもチューイーをサボるとマウスピースが浮いてきて、計画どおりに歯が動かないので頑張って噛みましょう!
抜歯の痛み
私が歯列矯正をしていて一番痛かったのは、親知らずの抜歯です。
もともと歯は丈夫であまり虫歯になったこともなかったので、歯医者と縁遠かったので、抜歯をしたことがありませんでした。
矯正の邪魔になるので抜歯しましょうと言われたとき、抜歯の痛みを知らずに「わかりましたー」と軽く言ってしまった自分を殴りたいです。
麻酔の注射をしている段階で、「え!?この注射がめっちゃ痛いやん!しかも何回注射するの!?」とパニック。
抜歯しているときは、「自分の口から工事現場みたいな音がするー」と呑気なことを思っていましたが、麻酔が切れた後がツラかった...
麻酔が切れてから痛み止めを飲んでも効かない!
このときに、麻酔が切れる前に痛み止めを飲まなければならないと理解しました。
抜歯を経験したことがある人は、あれ以上の痛みはないので安心してください。
矯正で抜歯を予定している人は、痛み止めをもらったらすぐに飲むことを覚えておいて欲しいです。
気になる金額
歯列矯正で一番気になるところ、それは金額ですよね。
私のマウスピース作成代金は、95万円でした。
私の通う歯医者では1か月に1度、順調に歯が動いているかどうかの診察をします。
その診察では毎回550円を支払わなければなりません。
約5年間毎月550円を払い続けたので、単純計算で33,000円を支払っています。
その他追加金額は支払っていません。
つまり、現在までの矯正代金は約100万円になります。
高っ!と思いますが、写真を撮るときも歯を見せて笑えますし、自信が持てるようになりました。
心から、矯正してよかったと思います。
あると便利なもの
マウスピース矯正では、外食時にマウスピースを入れるケースが必要です。
インビザラインを始めるときにケースがもらえますが、歯列矯正は何年もかかる可能性が高いです。
ずっと同じケースを使っていると、臭くなります!!
安くてもいいので、ケースがあると安心です。
ケースがないからといってティッシュなどに包んでおくと、高確率でゴミと間違えて捨ててしまいます。
あとは洗浄剤があると便利。
必需品なわけではありませんが、1つあると臭いや汚れ対策になります。
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